「三重県の海藻植生」では,研究室の植生調査,採集旅行や実習などで見られた海藻の写真を紹介します。
三重県は左の地図に赤く示したところにあります。南北に長く,気象的,地形的にも極めて変化に富んでおり,たくさんの動植物が生育しています。海岸地形も例外ではなく,伊勢湾内は砂浜海岸,志摩半島から南部はリアス式海岸となっており,真珠などの養殖いかだがあちこちに浮かんでいます。海藻の養殖も盛んに行われており,春になるとヒロハノヒトエグサや,ワカメ,ノリの養殖もあちこちで見られます。また太平洋に面している熊野灘には黒潮が打ち寄せます。このため生育している海藻の種類も非常に豊富です。
これまでに藻類学研究室で調査,観察した場所

・尾鷲市須賀利浦(すがりうら)・元須賀利浦(もとすがりうら)
  2000年の須賀利浦・元須賀利浦の調査結果です。

・尾鷲市早田浦(はいだうら)  1999年の早田浦の調査結果です。

・尾鷲市賀田湾(かたわん)  1997年の賀田湾の調査結果です。

・尾鷲市尾鷲湾  1994年の尾鷲湾の調査結果です。

・志摩市麦崎  学生実習と研究室の採集会でみられた海藻です。

・浜島町  学生実習で見られた海藻です。