タマミル
Codium minus (Schmidt) Silva

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採集地:三重県志摩市浜島町 20080805
 体球形や腎臓形などの外形を持ち,大きさ1−3cmである。下面から生えている糸の束によって基物に付着する。押し葉にしても紙にはあまり付着しない。

 小嚢は棍棒状で基部近くで分岐し,長さ3−4mmになり,直径約540μmで,長さは直径の8−9倍になる。

 コブシミルにやや似ているが,タマミルの方が小さくて球形に近く,小嚢が大きい。

 低潮線下の岩上に生育する。