アントクメ
Eckloniopsis radicosa (Kjellman in Kjellman et Petersen) Okamura

写真をクリックすると大きい画像が開きます
 葉状部は笹形,卵型などで,表面に皺と白い斑点が入る。茎は短く長さ1−3cm。体の長さ30−200cm,幅20−35cmになる。形態の変化が大きく,細長い側葉を持つもの,まったく持たないもの等がある。子嚢斑(遊走子嚢群)ははじめ,あちこちに円い斑となって生じ,やがて連なって不規則な斑紋となる。一年生。

 日本のコンブ目植物の中で最も低緯度まで分布する。

 漸深帯の岩上に生育。

 本州太平洋岸中・南部,四国,九州,本州日本海岸南部。