マコンブ
Laminaria Japonica Areschoug

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採集地:北海道室蘭市 20060824
撮影地:宮城県志津川町 20021214
撮影地:宮城県志津川町 20021214
葉状部に見られる中帯
撮影地:20040330 北海道室蘭市
色の濃い部分は葉状部に形成された子嚢斑(胞子嚢の集まり)
採集地:北海道室蘭市 20060824
 体は幅広い帯状で,体の中心線は厚くなっており中帯部と呼ばれる。長さ1−4m,ときには4−7mに達する。幅は3−15cmで,厚さは3−5mmになる。子嚢斑(遊走子嚢群)は裏面下部からできはじめ全体に拡がる。

 コンブの仲間がイラストに描かれるときは直立していることが多いが,実際は水中ではほとんど寝ているため,体には裏表があり,海中で上を向く方が表である。表面の中帯部は根元近くがへこんでいる。

 水深2−10mによく生育。深いところでは30mに達する。

 北海道南部,本州北部。