スジメ
Costaria costata (C. Agardh) Saunders

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撮影地:北海道室蘭市 20040330 撮影地:北海道室蘭市 20060822
撮影地:北海道室蘭市 20060822
 体には細長形と幅広形の2形があり,写真は細長形の幼体。細長形は長さ1−3m,幅10−20cm,線状披針形で基部はくさび形まれに円形。幅広形は長さ1−1.5m,幅30−70cm,広楕円形か倒卵形で,老成して先端が枯れるとうちわ形になる。基部は円形または心臓形。

 葉面に縦に走る5本の脈(=すじ)があり和名の由来になっている。脈を除く葉の全面に凹凸があり,直径3−10mmの穴が開く。

 低潮線付近から漸深帯の水深10mくらいまで生育する。

 他起動,本州北部,本州太平洋岸北部,朝鮮半島,千島列島,樺太,北太平洋岸,アメリカ西岸