ナミノハナ
Portieria japonica (Harvey) Silva

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 体はやや太い線状で平ら。枝は羽状互生的に2−3回枝分かれし,小枝の縁辺が鋸歯状になる。高さ約10cm,幅は2−3mmになる。

 ホソバナミノハナに似て美しい海藻だが,やや太くてごつい。また,ホソバナミノハナ同様に松ヤニのような特有の香りがある,といつも説明していたが,最近の人は(私自身も)松ヤニの匂いは良く知らないので,”ジンのような香り”と言った方が通じる。

 潮間帯下部の岩上に生育する。

 本州太平洋岸中部,瀬戸内海,朝鮮半島。