コブシミル Codium pugniforme Okamura |
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体は球形か卵形だが,不規則に凹凸があり,大きくなるとさらに隆起部を生じる。径7−9cmに達する。体色は濃緑色。体の下部の各所から糸の束を出して基物に付着する。体は弾力があり,やや固く,表面はビロ−ド状で滑らかである。乾燥するとき紙によく付着し光沢がある。 小嚢は円柱状で長さ2mm,直径は約190μmである。 タマミルにやや似ているが,コブシミルの方が体が大きくて表面に隆起が多く,また小嚢が小さくて硬くしまった感じがする。 伊豆諸島,本州太平洋岸南部,四国,九州およびオ−ストラリア。 |
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