マメタワラ
Sargassum piluliferum (Turner) C. Agardh

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葉と気胞
付着器 気胞と生殖器托
採集地:福井県若狭町 20060527
 体の高さは1−2m

 付着器は平たい盤状で,ふつう数本の茎が出る。茎は円柱状で高さ5cmに達する。主枝は平たく両側から長い枝を出し,枝はさらに側枝を出す。

 主枝下部の葉は単独または変な羽のように枝分かれし,中肋があり縁辺は滑らかである。上部の葉は幅が狭く,中肋は分からなくなる。

 気胞は球形で,頂端は円く,ふつう冠葉がないため,オタマジャクシ型になる。気胞の柄は細く平らで,長さは気胞の直径の1−2倍である。

 茎の部分は多年生。初夏に成熟する。

 本州太平洋岸中・南部,四国,九州,本州日本海岸,朝鮮半島,Vietnam。