ホソバナミノハナ Postieria hornemannii (Lyngbye) Silva |
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体は細く平らで,密に羽状互生に枝分かれする。体は平らで,ふつうは下部の枝が最も長く,上方のものほど短い。枝の先端は一方の面に巻き込むことが多い。盤状付着器から複数が出る。高さ12cm,幅1−2mmになる。色は美しい紅色。 ナミノハナに似るが,より細くて繊細で美しい海藻である。また,ナミノハナ同様に松ヤニのような特有の香りがある,といつも説明していたが,最近の人は(私自身も)松ヤニの匂いは良く知らないので,”ジンのような香り”と言った方が通じる。 潮間帯下部の岩上に生育する。 本州太平洋中南部,九州,南西諸島,朝鮮半島,台湾,フィリピン,インド洋。 |
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