マルバツノマタ
Chondrus nipponicus Yendo

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(採集地:宮城県南三陸町志津川湾 20080723) (採集地:宮城県南三陸町志津川湾 20080723)
体は平らで基本的に叉状に枝分かれするが,縁からも多数の枝を出す。基部はくさび形。色は赤紫で,緑を帯びることもある。高さは5-8cm。四分胞子嚢は赤い楕円形。

以前はChondrus crispus(トチャカ)とされていた。ちなみにC. crispusはIrish mossとも呼ばれ,カナダ,北欧などでブラマンジェなどの材料に使われる。

本州太平洋沿岸北部,日本海沿岸,瀬戸内海,朝鮮半島。