オゴノリ
Gracilaria vermiculophylla (Ohmi) Papenfuss

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(採集地:津市町谷海岸 20050608)
体は細長い円柱状で,主軸から不規則な互生,偏生あるいは叉状に枝分かれする。枝の付け根はくびれ,先端は細くなる。高さ20-50cm,直径2-3mm。

オゴノリは食用海藻で刺身のツマとして使われる。細長くて緑色の海藻が刺身に付いていたらそれがオゴノリで,熱をかけて緑色にしたものである。しかし,稀にオゴノリを食して死亡する例がある。いくつか原因は考えられているようであるが,自分で採集したものを食べる場合は十分に注意が必要である。

ごく普通に見られる海藻であり,また,三重大学近辺に生育する数少ない海藻の一つです。それにもかかわらず海藻写真ページを本格的に開始して以降,何年間も写真を撮り損ねてました。やっと載せられて一安心です。