カジメ
Ecklonia cava Kjellman

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撮影地:静岡県南伊豆町逢ヶ浜 19980404
採集地:静岡県下田市鍋田湾
 多年生で体は大きく付着器,茎,葉状部に分けられる。1年目の体は,笹形の葉状部を持つ。2年目以降の体の葉状部は,左右に側葉とよばれる細長い葉を持つ。夏から秋になると側葉上に子嚢斑と呼ばれる遊走子嚢群を形成する。基本的に体に皺はないが,幼体では若干皺が見られることもある。

 アラメとともに海中林と呼ばれる密な群落を形成するが,アラメよりも深所の低潮線下から20mまでの岩上に生育する。

 本州太平洋岸中部,九州,本州日本海岸南部。