セイヨウハバノリ
Petalonia fascia (O. F. Mueller) Kuntze

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 体は膜質で笹の葉状。長さ6−12cm,幅1.5−2.6cm。

 ハバノリと似ているが,体の断面を顕微鏡で見ると,ハバノリは髄層が糸状の細胞なのに対し,セイヨウハバノリでは円形の大型細胞となっている。また,セイヨウハバノリの方がやや内湾よりに生育しており,色も薄いようである。

 食用にするという話はあまり聞かないが,味はハバノリとまったく区別付かないらしい。

 潮間帯下部に生育する。

 北海道,本州,南西諸島,朝鮮半島,台湾,中国,北太平洋,アメリカ西岸,大西洋。