フサノリ
Scinaia japonica Setchell

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黒点は嚢果(拡大写真)
 体は円柱状で表面は滑らか。叉状に規則正しく枝分かれする。表面はぬるぬるしており,ぷりぷりした手触りで柔らかい。直径2−3mm,高さ10−20cm。通常見られるのは配偶体で,四分胞子体は糸状である。

 ニセフサノリと似るが,より太くて柔らかく,体の中央部をすかしてみると中央に比較的はっきりと筋が見える。体内は粘液質。

 ニセフサノリとともに食用にし,生もしくは熱湯に通したものを酢みそか酢醤油で食べるとのこと。

 北海道西岸,本州,八丈島,九州,南西諸島,朝鮮半島。