タマイタダキによく似ている。キジノオではノコギリ状の小枝の間から長い枝や嚢果が出るのに対し,タマイタダキでは小枝がそのまま伸びて長い枝や嚢果になる。タマイタダキよりも枝の出方が不規則で,全体のシルエットが繊細な雰囲気になる。質はタマイタダキより硬い。
漸深帯深所の岩の上に生育する。
本州太平洋岸中・南部,九州,朝鮮半島。