フクリンアミジ
Dilophus okamurae Dawson

写真をクリックすると大きい画像が開きます
 体は平らで帯状。叉状に枝分かれして扇状になる。頂端は鈍円もしくは浅く二つに裂けている。体の縁はやや厚く,色も濃く縁取りしたようになっている。質感はセロファン質である。

 アミジグササナダグサに似るが,フクリンアミジは糸状の付着器を持つこと,切片を観察すると縁辺部の内層は数層の細胞からできていることで区別できる。密な群落を形成する。

 本州,四国,九州,南西諸島。