海洋植物学実験(大型藻類)の内容
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 海洋植物学実験では15回のうち,微細藻類(植物プランクトン等)と大型藻類(いわゆる海藻)を半分ずつ取り扱います。このうち,微細藻類は生物海洋学研究室の担当で,藻類学研究室では大型藻類を担当しています。

 大型藻類編では,主に大型藻類を扱いますが陸上および海産の種子植物も材料としています。これらを観察することにより,大型藻類と陸上植物の違い,海中や陸上で生きてゆくとはどういうことなのかを形態の違いから考えていきます。また,顕微鏡の取扱いや生物のスケッチの方法,徒手による切片作成法についても学びます。実験は海藻等の切片作製,顕微鏡観察,スケッチが多いので少々地味かもしれませんが,生物を取り扱う上での基礎となる内容です。

実験内容例

・海藻押し葉

 海藻押し葉の作り方

 押し葉作品例

・褐藻の観察と培養

 ワカメヒジキ

・緑藻の観察

 ヒトエグサアナアオサ

・紅藻の観察

 フクロフノリカバノリ

・海草の観察

 アマモ

・陸上植物の観察

 タカサゴユリ等

海藻サラダに含まれる海藻の同定

・総合討論